近年、YouTubeやTikTokなどの動画サイトが注目され、それに伴い副業界隈にも動画編集スキルの需要が急速に高まっています。
エンタメやコンテンツとしてだけでなく、広告や宣伝でも動画化されたものの方が視覚的なアプローチが強く、企業内でも求められることが多いスキルとなってきており、トップレベルに人気のあるスキルと言えるほど有用な技術です。
そして、動画編集スキルは完全に独学で身に着けることができる点も魅力といえます。
この記事では、動画編集スキルを独学で勉強する方法や、フリーライターや在宅ワークといった、動画編集のプロレベルに最短で到達するコツを解説していきます。
おすすめの編集ソフトや独学での勉強に自身が無い人向けのオンラインスクールも紹介していくので、動画編集スキルを身につけたい方は、是非とも最後まで見ていただき参考にしていただければ幸いです。
動画編集スキルは独学でも習得できる
動画編集スキルは、学校やスクールを通わなくても独学で習得することが可能です。
その理由として、以下の3点が挙げられます。
・勉強しやすい環境が整っている
・独学でも副業につなげられる
・副業で求められるスキルは幅広い
それでは詳細を見ていきましょう。
勉強しやすい環境が整っている
動画編集スキルを身に着けるにあたって、自身のPCとネット環境さえあれば、そこそこ高度な編集をできる環境が整っているのです。
ネット上には無料でダウンロードできる動画編集ソフトがいくつもありますし、編集方法のいろはもネット記事にいくつもアップされています。
どのソフトを利用するかにもよりますが、ネット検索しながら勉強を進めていくだけで一定のスキルを身に着けることが可能です。
独学でも副業につなげられる
上記したように、動画編集スキルはネット検索などによる独学だけで一定のスキルを身に着けることが可能です。
そして、その独学で身につくスキルである程度の副業に活かすことができます。
とはいえ、高額案件の取得にはAfter Effectsやillustratorといった、様々なソフトの知識も必要です。
動画編集スキルは独学でも身に着くスキルではありますが、突き詰めていくと限りがないスキルであるというのが特徴と言えるでしょう。
副業で求められるスキルは幅広い
突き詰めていくと限りがない範囲を学ぶ必要があるスキルであると上記しましたが、それに伴い副業として求められるスキルも幅広くなります。
動画編集ソフトだけでも多数存在しますし、アニメーション制作やエフェクトの挿入、デザインの制作に動画の構成と、一言に動画編集の副業と言っても求人の内容は多岐にわたるのです。
動画編集の副業をやりたいのなら、自分が身に着けた技術が活かせる案件を探し出せるかも重要となることでしょう。
動画編集を独学で行うメリット
学校やスクールに通わず、独学で動画編集スキルを学べるという点は、多くのメリットがあります。
独学で動画編集スキルを勉強する上で、最もメリットとなるであろう点は以下の3点す。
・あまり費用が掛からない
・自分のペースで習得できる
・勉強法を好きに選べる
1点ずつ見ていきましょう。
あまり費用が掛からない
自分用のPCとネット環境さえあれば、費用をかけずに動画編集を学ぶことができます。
ネット上には動画編集の記事が多く存在しますし、AviUtlやiMovieなどの無料の編集ソフトを使えば更に費用を抑えることが可能です。
動画に使用する素材も、イラストACやニコニコモンズといった無料の素材屋を使用することで費用を抑えられます。
やり方次第で限りなく費用を抑えてスキルを学べる点は、他の副業より参入しやすい分野だと言えるでしょう。
自分のペースで習得できる
独学でスキルを学べるというのは、完全に自分のペースで習得できるというメリットもあります。
習得時間という点でもそうですが、立ち絵やキャラクターを使ったアニメ風の動画・撮影技術に注視した動画・エフェクトや効果音をリズムよく使い音楽面に注視した動画など、作りたい動画の方向性も自分で決めることが可能です。
勉強法を好きに選べる
作りたい動画の方向性に合わせて勉強法を選ぶことができるというのもそうですが、使う動画編集ソフトも自分で選ぶことができます。
また、動画編集を学べる媒体には、本や動画コンテンツ、ネットの記事などさまざまな種類があり、教材が決められているスクールと違い、独学なら自分で好きなものを選べます。
例えば、動画編集の方法はYouTubeにも多くアップされているので、自分の分かりやすい動画チャンネルで学ぶことも可能なわけです。
動画編集を独学で行うデメリット
メリットがあれば、当然デメリットと呼べる部分も出てきます。
独学で動画編集スキルを勉強する上で、出てくるであろうデメリットは以下の2点です。
・学習の質によって時間がかかってしまう
・モチベーションを維持しにくい
それでは詳細を見ていきましょう。
学習の質によって時間がかかってしまう
動画編集スキルを独学で勉強する場合、上記のメリットで挙げたように勉強法を好きに選ぶことができます。
これは言い方を変えれば、「質の悪い勉強方法を選択してしまう可能性がある」とも言えるのです。
ちゃんとしたスクールで習えば、体系化された授業を基に効率的な勉強ができます。
一方、自分だけで動画編集を学ぶ場合は、わからない専門用語を調べながら進めたりと手間がかかります。
独学という勉強法が持つ明らかなデメリットと言える点でしょう。
モチベーションを維持しにくい
動画編集に限らず、独学での勉強方法全般にいえることですが、独学での勉強ではモチベーションの維持に苦労します。
勉強するうえで他者の目というのは、モチベーション維持の特効薬の様なものです。
通学型のパソコンスクールは勿論ですが、オンラインスクールであってもモチベーション維持のための交流会や講師陣を含めたサロンといった、モチベーション向上のためのサービスを提供している所が多数あります。
いかにして自分1人でもモチベーションを維持できるかが、独学での勉強を続ける上で重要となってくることでしょう。
動画編集で必要になるスキル
それでは次に、動画編集を行う上で必要となるスキルは具体的にどういったものがあるのかを見ていきましょう。
細かく言えばきりがないですが、副業などで動画編集の仕事を受けた時、以下の4つがスキルとして必要となります。
・カット・テロップ・効果音の挿入
・サムネイルなどのアートデザインスキル
・企画立案やストーリー作成スキル
・エフェクトの有効活用スキル
1つずつ見ていきましょう。
カット・テロップ・効果音の挿入
「カット」とは、1つの動画から、不要な部分を削除したり、必要な部分を切り出す編集方法のことです。
また、切り出したシーンを繋ぎ合わせる事までを含めてカット編集ということもあります。
「テロップ」とは、画面上に映し出される文字情報のことです。
情報の重要部分をピックアップし、視覚的に分かりやすく表示することを目的とします。
「効果音」は「ドーン!」や「ババーン!」といった、動画内に流れる音響素材です。
音響をつけることで、より情報を印象付けることができます。
このように、情報を伝える上で重要な役割を果たすのが、カット・テロップ・効果音の挿入であり、動画を作る上でも重要な構成要素と言える部分です。
サムネイルなどのアートデザインスキル
サムネイルとは、動画サイトを利用する際に表示される小さいサイズの画像です。
クリックして中身を確認しなくても内容が一瞬で分かるような、サイズを縮小して表示した画像をサムネイルと呼んでいます。
このサムネイルのデザイン次第で、動画自体を見て貰えるかを決まると言っても過言ではありません。
企画立案やストーリー作成スキル
企画立案やストーリー作成は、動画制作の中で最初に取り組む項目です。
動画の目的や目標を設定して、動画の大まかな構成を作成します。
この企画立案で最も重要な項目は「動画を作る目的と目標」です。
目的は「なんとなく知名度を増やしたい」という曖昧な記述はNGで、商品の広告動画で例を挙げると、「動画から直接、購入を促すこと」といった風に、目的を明確にする必要があります。
ただ漠然に、商品の認知度を上げるというのはNGであり、難易度の高いスキルと言えるでしょう。
エフェクトの有効活用スキル
エフェクトとは撮影素材にプラスする特殊効果のことで、タイトルやシーンの切り替え、音声や映像などに活用されます。
エフェクトを活用できるようになると、動画内での表現力がグンとアップし、視聴者を引き込む作品を作り出すことが可能です。
ただし、エフェクト素材はデータ量が大きく、スペックの低いパソコンを使用していたり、無料の動画編集ソフトを使用していてソフト上で高度な設定ができない場合、十分な活用ができない可能性があります。
動画編集で覚えておくべき専門用語
次に、動画編集を行う上で、知っておくべき最低限の用語を3つ紹介します。
紹介する専門用語以外にも、後々必要となる用語はありますが、この3つは最低限覚えておかなければ、基本的な編集作業すらできません。
1つずつ詳細を見ていきましょう。
トリミング
トリミングとは、動画の前と後ろを切り取ることで、映像の不要部分を除去する編集のことです。
始まりと終わりを指定することで動画の必要な部分だけを残すことができます。
動画の長さを変更することができますが、除去するのは動画の前後であり、動画の中心部分をカットすることができません。
例えば、動画の開始前には準備している状態が移りこんでいることが多いので、トリミングを使って綺麗にスタートさせることができます。
ちなみに、「動画編集で必要になるスキル」で紹介したカット作業と混同されることが多く、動画の前後を除去するのが「トリミング」、動画の途中で分断を行い、任意の箇所を除去するのが「カット」と明確な違いがあるのです。
コーデック
コーデックとは簡単に言うと「エンコードやデコードをするためのプログラム」のことです。
動画編集を行う上で、映像や音声ファイルは撮影したり制作した状態のままだと容量が大きすぎるため、圧縮の作業が必要になります。
この圧縮作業のことを「エンコード」と呼びます。
対して、圧縮されたファイルのままでは編集作業を行うことができません。
圧縮された映像や音声ファイルを編集するには、圧縮されたファイルを解析して元に戻す作業が必要になります。
この解析作業のことを「デコード」と呼びます。
コーデックとはいうなれば、動画ファイルの圧縮作業と解析作業を合わた作業であると言えるでしょう。
フレームレート
フレームレート(fps)とは、1秒間の動画が何枚の画像で構成されているかを示す単位のことです。
表記としては1fps、3fps、24fps、25fps、30fps、50fps、60fps、120fpsなどがメジャーで、60fpsは1秒間に60フレーム(60コマ)で記録されるという意味になります。
人が見てスムーズと思えるフレームレートは、24fps〜30fps程度と言われており、日本のテレビ放送は30fpsのため、30fps程度の動画であれば違和感を感じることは少ないと言えるでしょう。
動画編集を習得するのにかかる時間・期間
動画編集を習得するのにかかる期間は、人によって様々です。
独学の場合は更にその差が広がり、一般的には習得期間として1カ月~3ヶ月かかると言われています。
その上、動画編集ソフトはスクリプトという形で日々アップデートされており、すべての技術を習得しようとするのはほぼ不可能です。
とはいえ、副業として通用する程度のスキル習得を目指すなら、オンラインスクールなどを利用することで2週間~3週間程度に短縮することは可能とされます。
動画編集をマスターするための勉強方法5選
次は、動画編集を習得するための勉強方法をいくつかある中から、5つに絞って紹介していきます。
・オンラインスクール
・YouTube
・Webサイト
・本
・編集会社で働く
それぞれの詳細を見ていきましょう。
オンラインスクール
動画編集スキルは、フリーランスや在宅ワークで求められる需要の高さから、数々のオンラインスクールが存在します。
通学型のパソコンスクールと違い、動画教材を用いた完全オンライン上での授業となりますが、独学での勉強に比べると習得期間が圧倒的に短くて済む点がメリットです。
ただし、動画編集のスキルは広範囲かつ多岐にわたるので、受講料は結構な金額がかかります。
このページではコスパのいいおすすめのオンラインスクールも紹介しているのでぜひ参考にしてください。
YouTube
YouTubeなどの動画サイトには、解説動画というジャンルで動画編集スキルの解説がいくつか存在します。
独学での習得方法の1つといえますが、動画形式なので何度でも見直すことができ、尚且つすでにYouTubeで動画を作っている人間が発信しているノウハウなので、信頼性も十分です。
「自分も作りたい」と思えるような動画を投稿している人物が発信しているのなら、これ程良い教材はないでしょう。
ただし、Adobe Premiere Pro・Final Cut Pro・DaVinci Resolveといった、YouTubeでよくみられる動画編集ソフトの解説が多いです。
それ以外のソフトを利用したいなら、数は少なくなるでしょう。
Webサイト
ネット検索で「動画編集 方法」などを検索することで、動画編集の記事を調べることが可能です。
記事によっては、編集ソフトの導入方法から画像付きで丁寧に解説してくれているものもあり、基本的なスキルの習得をするには、このWebサイトを活用するだけでも十分でしょう。
ただし、自分に合った動画編集ソフトを記事を書いた人物が解説してくれているのかは、完全な賭けになります。
本
動画編集の習得方法を解説している書籍も、いくつか発行されています。
はじめての動画撮影&編集レシピ
おしゃれな暮らしのVlog、かっこいいシネマティック・ムービーもつくれ、知識がゼロでもできる。
動画づくりのコツをまとめた入門書です。
本書では撮影準備・構成の考え方、撮影のポイント、動画編集の基本まで一通りわかるので、はじめてでも「プロっぽい動画を1本しっかり作る」ことができます。
世界一やさしいYouTube動画編集の教科書
本書は動画編集者に最短距離でなるための解説書です
動画編集をするために必要な機材・ソフトの選定、動画の形式、読み込み、カット、画像やテロップの挿入、BGMやSE(効果音)の基本、画像や音声素材の入手方法、デザインルールにのっとったサムネイル作成方法など、YouTube動画の編集方法が一通り理解できます。
編集会社で働く
実践的な動画編集スキルを身につけたいのなら、思い切って動画制作会社や映像制作会社に飛び込んでみるのも一つの手です。
多くの動画制作会社や映像制作会社が動画制作実績をWebサイト上で公開しています。
自分が作りたいような作品を手掛けている編集会社に勤めて腕を磨くのも、方法と1つとしてはありでしょう。
動画編集を独学で学ぶための勉強方法
次は、動画編集を独学で学ぶ際に役立つ、おすすめの勉強方法を3つ紹介していきます。
3つそれぞれが、独特な特徴を持つ勉強法を採用しているので、自分に合った学習方法を探してみてください。
詳細を見ていきましょう。
Movie Hacks
Movie Hacksとは、YouTubeに特化した動画編集講座です。
Premiere Pro、After Effectsの実践的な操作方法を学ぶことができます。
講座の講師を務めるのは現役動画編集者の「生ハム帝国」として活動している福島寛人氏です。
個人・法人両方の案件を手掛ける熟練の講師から実践に沿った内容を直接学ぶことができます。
卒業生限定のお仕事紹介所もあるので、動画編集未経験から案件取得までを最短でサポートしてくれます。
たのまな
たのまなはWEBデザイナー・テープ起こしをはじめとする250の講座が揃う人気の通信講座サイトです。
独学で勉強できない人や合格に必要な情報を教えてほしい人、忙しくてスクールに通えない人などを対象として利用サービスを展開しています。
運営は、社会人向けの教育講座を持つヒューマンアカデミーです。
なので、講座以外にも就職に関するサポートやサービスも充実しています。
Udemy
Udemyは、米国法人Udemy, Inc.が運営するオンライン学習プラットフォームです。
講師と受講生をオンラインでつなげる場としてプラットフォームを提供しています。
また、世界中で5,200万人以上もの利用者が学んでおり、幅広いカテゴリで多数の高評価講座がある環境が人気です。
Udemyでは、視聴期限のない買い切り型の動画講座を提供しています。
1つの動画講座の価格は1万円前後と高めですが、高品質な講座が多く、利用者の満足度は高いです。
無料で提供されている講座やお試し視聴もあるので、自分に合った講座動画をじっくり探すことができます。
動画編集の勉強方法はオンラインスクールがおすすめ
ここまで、動画編集スキルの習得方法について紹介してきましたが、やはりプロに教えてもらえるスクールに通うのが最も習得時間が短く済むようです。
とはいえ、パソコンスクールに通うとなると面倒ですし、最寄りに教室が無ければ通学時間がかかってしまいます。
そこでおすすめなのが、オンライン型のスクールです。
休憩中や通勤中といった隙間時間を友好的に使えれば、効率的にスキルを習得することができます。
・ChapterTwo
・クリエイターズジャパン
・MOVE
・ストアカ
・デジハク
・DMM WEBCAMP
・ムークリ
・ヒューマンアカデミー 動画クリエイター講座
・SHElikes
・デジハリONLINE 動画クリエイター講座
数あるオンラインスクールの中でも、特に評価が高い動画編集講座を10種ピックアップしました。
1つずつ見ていきましょう。
ChapterTwo
Chapter Twoは副業やフリーランスとして活動できるようにサポートをおこなう、動画クリエイター・WEBデザイナーのスクールです。
「3ヶ月で高単価案件が取れる」というキャッチコピーで、紹介されています。
習得期間の項目を見て頂いた皆さんには、オンラインスクールで習って3ヶ月の習得というと遅く感じるかもしれません。
Chapter Twoでは営業スキルや実務書類作成スキルなど、「自分でお金を稼げるようになる」方法についても習得できるのです。
動画編集のフリーランス1本で生計を立てたいのなら、最も適したオンラインスクールと言えるでしょう。
クリエイターズジャパン
クリエイターズジャパンとは、初心者がゼロから動画編集を学べるサービスを提供している、動画編集スクールです。
最速でフリーランスの動画編集として独り立ちできる動画編集スクールとして話題を呼んでいます。
また、コストパフォーマンスの面からも評価されており、安く、早く動画編集の知識を得ることができるサービスです。
クリエイターズジャパンでは先輩や講師陣が所属する専用サロンがあり、参加者のモチベーション向上に繋げています。
また、テロップデザイン・テロップアニメーション・動画編集素材などが入っている、オリジナルテンプレートや編集データを共有してもらえるのも人気の1つです。
実際に案件を取得した際に、このオリジナルテンプレートは大いに役立つことでしょう。
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MOVE
MOVEは案件獲得に特化しいる、動画編集スクールです。
受講生がスムーズに案件を獲得するためのサポートに、力を入れています。
他の動画編集スクールの受講期間は長くても半年程度ですが、MOVEでは1年間の受講期間となっており、これは動画編集スキルを学んだあとの案件獲得をサポートしていく期間が含まれているからです。
また、多くの動画編集スクールは少人数制の集団指導を行っているところが多いのですが、MOVEでは専任講師によるマンツーマンのオンライン指導が毎週行われます。
課題の添削も繰り返し行ってくれるので、確実に編集スキルを磨いていきたい方には、おすすめのスクールです。
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ストアカ
ストアカは教えたい人と学びたい人をウェブ上でマッチングする学びのマーケットです。
教えたい人が講座を開講し、学びたい人が講座を選び受講します。
累計受講者は91万人、掲載講座数は6万件を超える大手の教育サービスです。
ストアカのスクールサービスは、対面とオンラインで別れていますが、動画編集スキルの場合はオンライン形式が多く、現役のプロからzoomなどで直接見て貰える上、多数の講師陣からコスパの良い講座を選べるのが一番の利点でしょう。
ただし、選んだ講師によっては当たりハズレがあるようです。
とはいえ、授業や講師に対するレビューが確認できるので、十分な吟味の上で受講すれば最高にコスパがいいスクールだと言えます。
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デジハク
デジハクは、未経験から最短で動画編集を仕事にできるオンラインスクールです。
300本以上の講座カリキュラムは、基礎から応用まで分かりやすく体系化されており、動画編集未経験でも1から順序立ててスキルを習得していくことができます。
また、デジハクでは現役動画クリエイターがマンツーマンでサポートしてくれる上、講師全員が独立経験者なので、フリーランスとして独立するためのステップを経験談を交えながら教えてもらえると人気です。
しかし、他のオンラインスクールよりも高めの受講料が設定されており、フリーランスとして稼いでいく人以外はコスパが良いとは言えないでしょう。
とはいえ、デジハクでは卒業後も動画教材を閲覧でき、教材の内容はトレンドに合わせて毎月アップデートされます。
追加費用無料で、半永久的にアップデートされ続ける最新技術の動画教材を閲覧できるという点は、他の動画編集スクールにはない強みと言えるでしょう。
長く動画編集者として稼いでいくなら、おすすめのスクールだと言えます。
DMM WEBCAMP
DMM WEBCAMP動画クリエイターコースは株式会社DMMのグループ会社、インフラトップが運営する動画編集スクールです。
動画編集スキルだけでなく、構成から動画を作れる動画クリエイターを目指します。
毎日15:00~23:00のチャットサポートもあり、最短4週間で動画編集の一連の流れを習得が可能です。
更に、Youtube動画以外にもインタビュー動画・オリジナル動画・起業VP(ビデオパッケージ)と多くの作成スキルを学ぶことができます。
DMM WEBCAMPはエンジニアの転職支援を目的とするプログラミングスクールが有名であり、転職支援にも強いです。
フリーランスではなく企業への就職に活かす目的で動画編集スキルを学んでいる人には、特におすすめのスクールといえます。
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ムークリ
ムークリ(MOOCRES)は、これまで200名以上の動画クリエイターを輩出している対面型の動画編集スクールです。
「超実践型・超少数精鋭型・超密着型指導」をコンセプトに掲げていて、現役の動画クリエイターとして活躍している講師から、実務に特化した編集スキルをマンツーマンで学ぶことができます。
ムークリで教えてもらえる動画編集ソフトは、高単価の仕事に繋がりやすいとされるAfter Effectsです。
高度な編集が行えるソフトなのですが、独学での習得が難しいとされており、ムークリが評価されている理由でもあります。
ムークリの受講料は、他のオンラインスクールよりも高めに設定されており、フリーランスとして稼いでいく人以外はコスパが良いとは言えないでしょう。
しかし、高単価案件を目指すのであれば、ムークリはおすすめのオンラインスクールといえます。
ヒューマンアカデミー 動画クリエイター講座
ヒューマンアカデミーの動画クリエイター講座はオンラインスクールですが、日本全国の主要都市にある23校舎に通学して学ぶこともできます。
例えば、オンラインで動画編集を学びつつ、わからないところはチャットで講師陣とやり取りをし、それでも説明が難しい場合、近場の校舎に出向き直接教えてもらうという利用の仕方も可能なわけです。
また、ヒューマンアカデミーのWeb動画クリエイター総合コースは厚生労働大臣指定講座に認定されており、一定の条件に該当する人は10万円ほどの教育訓練給付を受給できることもメリットといえます。
条件に当てはまる失業中の方にとっては、理想的なスクールと言えるでしょう。
SHElikes
SHElikesは、Webデザイン・ライターなどPCを利用して働ける仕事に必要なスキルを学べる女性向けのオンラインスクールです。
それ以外にも、定額制で全38種類の職種コースすべてを受けられるという特徴もあります。
例えば、、WebサイトやYouTubeの動画作成をやりたいならば「動画編集」「動画制作」「Illustrator」「ワードプレス」「カメラ・写真」などを自由に組み合わせて学ぶことができるわけです。
なので、動画編集を普遍的に学びたい女性には、おすすめのスクールと言えるでしょう。
デジハリONLINE 動画クリエイター講座
デジハリ・オンラインスクールは、映像授業とライブ授業を組み合わせた完全オンラインのWebコンテンツ制作スクールです。
その特徴として動画による講座以外にも、ソフトが付属してくる講座や受講生だけの割引特典があります。
例えば、3DCG用の「3dsMax」や「Maya」Adobe社の「Photoshop 」「Adobe CC」などをお得に取得可能です。
3DモデリングやAdobe社のAfter Effects・Premierの操作などに興味がある方には、理想的なスクールと言えるでしょう。
興味ある方は以下のボタンをクリックして下さい!
動画編集を学ぶうえで挫折しないためのコツ
動画編集スキルを独学で学ぶうえで重要となってくるのは、いかにしてモチベーションを維持できるかです。
そこで、動画編集を学ぶうえで挫折しないためのコツを3つまとめてみました。
・動画編集で稼げる自分を想像する
・高スキルの動画コンテンツを見てモチベを上げる
・自分に合った編集ソフトを使用する
詳しく見ていきましょう。
動画編集で稼げる自分を想像する
目標達成に向けてモチベーションを維持する一番の方法は、目標を達成した後の姿をできる限りリアルに想像することです。
ただ漠然と、フリーランスとして稼いでいる自分を想像するのもよいですが、より具体的にイメージするために動画編集の高単価案件を検索してみるのはどうでしょう。
具体的に将来どういったスキルが必要かも知ることができますし、月額でどのくらいの収益が発生するのかなどモチベーションの向上も期待できます。
高スキルの動画コンテンツを見てモチベを上げる
上記した内容に加えて、高いスキルの動画コンテンツを見てモチベーションを上げるのも有効です。
純粋に映像としても楽しめますし、自分が作りたい思える作品も見つかるかもしれません。
動画コンテンツを通して、どの様なスキルが必要かまで想像できればより良いです。
自分に合った編集ソフトを使用する
動画を編集する上で、編集ソフトの選択は最重要といえます。
せっかく作りたい作品の案が浮かんでも、高度な編集ができないソフトであれば苦労しますし、逆に高度過ぎて編集作業がストレスになる危険もあるのです。
自分のやりたいことと力量を照らし合わせて、慎重に選ぶ必要があるでしょう。
初心者におすすめの無料で使える動画編集ソフト
次に、初心者にもおすすめの無料でダウンロードできる動画編集ソフトを4つ紹介します。
知名度・利便性・できることの3点を考慮して、トップレベルのソフトをピックアップしました。
・AviUtl
・iMovie
・Clipchamp
・FlexClip Video Maker
1つずつ見ていきましょう。
AviUtl
AviUtlは、「KENくん」という方が開発した、多くの動画編集者が利用している個人開発の動画編集ソフトです。
基本的な編集作業から動画のエンコードが行えるうえ、有志による「プラグイン」で大量のエフェクト機能を追加できます。
ただし、導入の難易度が若干高く、動画編集を始めるまで苦労するかもしれません。
とはいえ、使用者が多いことからWeb上に多数の解説記事や解説動画がアップされているので、自分一人でも導入まで可能です。
iMovie
iMovieは、Appleの動画編集アプリです。
そのため、iPhoneやiPadなどのApple製品の購入をした際には、すでにiMovieのアプリが搭載されています。
新しく動画編集アプリを入れなくていいので、Apple製品のユーザーには使いやすい編集ソフトでしょう。
無料でも幅広い機能が搭載されているうえ、撮影した映像や画像をその場で比較的簡単に編集できます。
また、編集した動画をそのままX(元Twitter)やYoutubeに投稿できるのが、とても便利です。
Clipchamp
Clipchampは、Microsoftが提供している動画編集ソフトです。
直感的な操作を売りにしており、初心者でも簡単に動画編集をすることができます。
Clipchampは、もともとは有料アプリでしたが、Microsoftが2021年に買収したことにより、現在はWindows 11標準搭載アプリになりました。
アプリだけでなく、ブラウザを使って動画編集できるオンライン版もあるので、誰でも無料で利用できるのが大きな利点といえます。
FlexClip Video Maker
FlexClipは、ブラウザ上で動画編集を行えるWebサービスです。
パワーポイントに近い感覚で、初心者でも簡単に動画の編集を行えます。
また、無料で100万以上の素材を使用できるのに加え、Webブラウザ上で全ての作業が完結するため、面倒な設定や機材の用意をする必要がありません。
無料で使える動画テンプレートを活用するだけで、簡易的なYouTube動画を作成できます。
初心者におすすめの有料動画編集ソフト
次に、初心者におすすめの有料動画編集ソフトを5つ紹介します。
無料版に比べて高度な編集ができたり、より利便性が増したりとこちらもおすすめなソフトが多いです。
・Adobe Premier Pro
・Final Cut Pro
・Filmora
・PowerDirector
・VEGAS Pro
それでは詳細を見ていきましょう。
Adobe Premier Pro
Adobe Premiere Pro(プレミアプロ)は、元は蔵人向けの動画編集ソフトでした。
映画やTV、CM作成やアニメーションといった映像制作の現場で、よく使われていたソフトです。
しかし、2011年にAdobe製品をサブスプリクションで利用する事ができるAdobe Creative Cloud(Adobe CC)が出来たことにより、YouTuberや趣味で映像を作りたいという個人ユーザーにも人気のソフトとなりました。
また、Adobe Premiere ProでVR(360度)の動画編集も可能です。
YouTubeやFacebookなどでも、360度動画の需要が高まっているので、とても助かる機能と言えるでしょう。
Final Cut Pro
Final Cut Proは、Appleが開発したMac専用の動画編集ソフトです。
高機能な上にインターフェイスが優れており、直感的な操作を行えることから、クリエイターやYouTuberなど世界中のユーザーから評価されています。
Macには無料ソフトとして紹介した、iMovieが標準装備されているのですが、Final Cut ProはiMovieでは満足できない上級者向けに、多数の機能を追加した編集ソフトとなっています。
iMovieに満足できなくなったなら、こちらを使ってみてはいかがでしょうか。
Filmora
Filmoraとは、ソフトウェア会社のWondershareが初心者でも簡単に動画を作れるよう開発した動画編集ソフトです。
販売当初は「動画編集プロ」という名前でしたが、2015年11月よりFilmoraと名前を変えました。
Filmoraの特徴として、動画エフェクトが充実しているため簡単に動画の品質が上げられること、BGMや効果音が多数搭載されているのでネット上で探す手間が省けることなどが挙げられます。
無料版も提供されているので、まずはお試しとして無料版を使ってみるのも良いでしょう。
PowerDirector
PowerDirector は、サイバーリンクが開発したWindows用動画編集ソフトです。
その編集方法として、全部で5つのエディションが用意されています。
タイムラインモード | 通常の編集モード |
ストーリーボードモード | 簡易的な編集モード |
スライドショークリエーター | 写真素材をスライドショー形式に編集 |
自動モード | 動画を読み込んで自動で編集するモード |
360°エディター | 360°カメラに対応した編集モード |
基本的にはタイムラインモードで編集していくのですが、目的に合わせて編集モードを変更できるのが大きな利点です。
VEGAS Pro
Vegas Proは、初心者からプロまで幅広い利用者に使われている評判の高いWindows専門の動画編集ソフトです。
Macでは使えないので注意が必要となります。
Vegas Proは、デフォルトで多くのエフェクトやトランジション、フィルターが用意されているので、初期状態でも動画を自由自在なカスタマイズが可能です。
また、直感的な操作を売りにしており、「編集ポイントにマウスが自動的に吸着する機能」や「動画を重ねて配置すると自動でクロスフェード効果が適用される機能」など、他にも多くの便利機能が搭載されています。
作業効率を重視する人には、おすすめできるソフトと言えるでしょう。
【まとめ】動画編集は独学で習得できるが習得期間を重視するならオンラインスクールを利用すべき
この記事では、動画編集スキルを独学で勉強する方法や、フリーライターや在宅ワークといった、動画編集のプロレベルに最短で到達するコツを解説していきました。
本やWeb上の検索、YouTubeを利用した動画解説など、費用を抑えての独学も確かに可能ですが、習得期間や後々の案件取得までを考えると、オンラインスクールの利用をおすすめします。
とはいえ、紹介したどのスクールも、決して安い受講料とは言えません。
あくまで、副業やフリーランスとして動画編集でがっつり稼ぎたい人向けの話となります。
趣味としてや、SNS上で利用する程度であれば、無料ソフトを使った自己学習でも一定のスキルを身に着けることは可能です。
自分の目的に合った、学習方法を見つけていきましょう。