仮想通貨に関する詐欺事件が、国内外で多発しています。
その一方で、今後の大規模なアップデートを見込んで、仮想通貨を有力な投資対象として注目している方も多いようです。
今回は、「DAISY(デイジー)クラウドファンディング」というオファーを調査しました。
ネット検索して口コミを調べたところ、「悪徳マルチ」「仮想通貨投資詐欺」などいかにも悪い評判が多いのですが、一体どこまでが本当なのでしょうか。
一緒に見ていきましょう。
DAISY(デイジー)クラウドファンディングとは
DAISY(デイジー)クラウドファンディングとは、ENDOTECH(エンドテック)社が手掛けるシステム「D.AI.SY AI」を活用した次世代AI開発プロジェクトに投資するオファーです。
参加するには、仮想通貨トロン(TRX)とテザー(USDT)が必要になります。
- 開発中の運用利益を公平に還元
- 必要資金は最低100ドルでOK
- 現状年利300%のシステムをさらに4倍にパワーアップできる
参加者は、ENDOTECH社の5%の株に加えて、新たな参加者を紹介しなくとも46%もの還元を得ることができるといいます。
開発中の運用利益を公平に還元してもらえる上に、100ドルの投資資金から始められるというハードルの低さに魅力を感じている方も多いのではないでしょうか。
儲かるオファーのような気もしますが、残念ながら「年利300%」という現実味のない数字で怪しい副業なのではと一気に警戒してしまう方もいそうです。
DAISY(デイジー)クラウドファンディングが、仮想通貨投資詐欺と悪く言われているのには誇大広告が関係している可能性もありそうです。
DAISY(デイジー)クラウドファンディングの運営会社は?
DAISY(デイジー)クラウドファンディングは、ENDOTECH社が運営しています。
CEOを務めるのは、同社の設立者でもあるアンナ・ベッカー(Dr. Anna Becker)博士という以下の画像の人物です。
彼女が開発した深層学習アルゴリズムは、10億円以上の投資資金を管理した実績があるらしいのですが、ネット上ではそれ以上詳しい情報を確認することはできませんでした。
本当に実績のある方であれば、いくつか記事も見つかりそうなものですが、アンナ・ベッカー博士に関する情報は少ないため、実在する人物なのかも分かりません。
DAISY(デイジー)クラウドファンディングの運営会社ENDOTECH社とCEO、いずれも不審な点が残ります。
DAISY(デイジー)クラウドファンディングの口コミと評判
DAISY(デイジー)クラウドファンディングの口コミと評判を調査した結果を一部ご紹介します。
X(旧Twitter)では、DAISY(デイジー)クラウドファンディングへの期待感や稼げるといった口コミがいくつか確認できました。
その一方で、注意喚起する口コミも。
DAISY(デイジー)クラウドファンディングは、稼げるオファーだと信じて参加する方も中にはいるようです。
ところが、有名ユーチューバーがセミナーを突撃する動画もネット上で話題になっていることもあって、参加に後ろ向きな方が多い印象を受けました。
DAISY(デイジー)クラウドファンディングへの参加を迷っている方は、じっくり検討した方がよさそうです。
DAISY(デイジー)クラウドファンディングが怪しいとする口コミや評判が多く要注意
今回調査したENDTECH社のDAISY(デイジー)クラウドファンディングは、仮想通貨投資詐欺の可能性が高いオファーです。
運営会社やCEOが実在するか不明な上に、ユーチューバーの投稿動画も炎上していることから安全性が高いオファーとは程遠いことが考えられます。
また、参加ハードルが低く年利300%といかにも参加者にとって魅力的な謳い文句が目を引くものの、ネット上で公開されている情報は少なく信頼性に欠けます。悪徳マルチ商法やポンジスキームの可能性もあるため、注意が必要です。
DAISY(デイジー)クラウドファンディングが詐欺かどうかは不明ではあるものの、口コミや評判を見ても怪しいオファーなのは確かです。
参加を考えている方は、詐欺のリスクも踏まえながら慎重に検討するのとをおすすめします。