皆さんはFXをしたことがありますか?
今回はFX取引に便利な自動売買機能の紹介をGMOの「ちょいトレFX」に焦点をあてて解説していきます。
自動売買機能がどんなものかや、使用した人からの口コミや評判も紹介しますので、FXに興味のあるかたは参考にしてみて下さい。
FXの自動売買機能とは?
FXの自動売買機能とは、証券会社が提供する便利機能の1つであり、あらかじめ決めた一定の取引ルール(アルゴリズム)に従って、機械的・継続的にトレードする手法である「システムトレード(シストレ)」と、ツールを用いて自動で売買する「自動売買システム」を組み合わせたサービスです。
そもそもFXとは海外通貨と国内通貨、あるいは違う国の外貨同士で通貨価値の違いや変動を使い利益を出していく投資の一種であり、数多くある投資の中でもFXはレバレッジなどの倍率から、難易度が高いとされます。
なのでその分、各種証券会社は便利な機能やアプリを準備してくれており、スマホアプリなどで直感的な操作ができるような機能や売買予約機能など、数多くのサービスを競うように取り入れているのです。
FXの自動売買機能もそんなサービスの1種であり、証券会社によって違いはあれど、取引を便利にするツールとして大体の取引所に備わっています。
ちょいトレFXはどんなサービス?
「ちょいトレFX」はGMOが提供する自動販売機能です。
その中のストラテジーを選んだり作成したりして運用する、ストラテジー選択型自動売買という種類になります。
ストラテジーとは?
ストラテジー(strategy)は、日本語に直訳すると、戦略という意味になります。
FXのシステムトレード(自動売買)におけるストラテジーは、売買ルールのことで、 ストラテジープロバイダーがプログラムを組んで売買取引のルールを決め、そのルールに従って自動で取引される売買システムや売買プログラムののサービスのことです。
通常ストラテジー選択型自動売買は、細かい設定をする必要があったり優秀なストラテジー選択をしないと失敗してしまったりするデメリットがありますが、ちょいトレFXは簡単操作で優秀なストラテジーを選択出来ます。
バックテストでストラテジーが正常に稼働するか検証することもできるので、運用リスクを限りなく減らすことができるのです。
ちょいトレFX基本情報
ちょいトレFXの基本的な情報を紹介します。
他社の自動販売機能との比較にもなるので、チェックしてみて下さい。
通貨ペア | 14種類 |
---|---|
スプレッド | 変動性 |
取引手数料 | 無料 |
スマホ取引ツール | 搭載 |
対応通貨ペア一覧
- AUD/JPY(豪ドル/円)
- GBP/USD(ポンド/米ドル)
- AUD/USD(豪ドル/米ドル)
- GBP/JPY(ポンド/円)
- CAD/JPY(カナダドル/円)
- HKD/JPY(香港ドル/円)
- CHF/JPY(スイスフラン/円)
- NZD/JPY(NZドル/円)
- EUR/GBP(ユーロ/ポンド)
- SGD/JPY(シンガポールドル/円)
- EUR/JPY(ユーロ/円)
- USD/JPY(米ドル/円)
- EUR/USD(ユーロ/米ドル)
- ZAR/JPY(南アフリカランド/円)
米ドル円などの主要通貨に加え、全15種類の取引が可能です。
手数料は無料ですが、スプリットが変量性でタイミングによっては割高の料金が掛かります。
ちょいトレFXのメリット
「ちょいトレFX」の自動売買システムには以下の4つのメリットが存在します。
- 精神的な判断ミスを抑える
- 取引時間に縛られない
- 技術的・専門的知識のなさを補う
- 少額で始めることができる
これらのメリットには、「ちょいトレFX」に限らず自動売買システムを利用すること自体のメリットが含まれます。
1つずつ見ていきましょう。
精神的な判断ミスを抑える
FXや株式投資などの利益や損益が目に見えて分かちやすく、リアルタイムで変動するタイプの投資は、トレーダーの精神的な判断に左右されやすい取引となります。
例としては、損切りの判断や利確のタイミングなどが挙げられるでしょう。
「ちょいトレFX」をはじめとする自動売買は、それらのタイミングを機械的な判断に任せられます。
なので、急な値動きなどによる精神的な判断ミスを少なくできるのです。
取引時間に縛られない
自動売買機能はあらかじめ決められた値に通貨価値が達すると、自動で取引を完了してくれます。
なので、リアルタイムでチャートを追いかける必要がないのです。
特にFXの場合は、夜の間も値動きがあります。
米ドルなどの海外市場は日本時間の深夜帯に動くので、就寝中や会社にいる間も取引を行う方法は必須といえるでしょう。
技術的・専門的知識のなさを補う
通常、FXの自動売買の設定を行う場合、ストラテジーの作成に専門的な知識やFX取引の専門知識が必要です。
「ちょいトレFX」ではストラテジーの作成が簡単な選択式で、テストプレイ機能も搭載しているため、自分の納得がいくまでトライ&ERRORを行うことができます。
上記の画像は、ちょいとれFXの公式ホームページから引用した解説画像です。
詳細作成ではテクニカル指標を用いた細かな設定を行いますが、簡単作成では取引タイミングのみ設定しておけばストラテジーを簡単に作成できます。
広場から選ぶを選択すれば、企業があらかじめ設定したいくつかのストラテジーを選択することができ、自分で設定する必要すらありません。
少額で始めることができる
「ちょいトレFX」は手数料が掛からず、スプリットで料金が発生します。
また、必要な金額も最低1,000通貨単位から取引できるので少額資金で運用でき、損失を最小限に抑えられるので、FX初心者にはオススメといえるでしょう。
ちょいトレFXのデメリット
次は「ちょいとれFX」のデメリットを見ていきましょう。
デメリットと呼べるのは以下の3点です。
- 取引コストであるスプリットが変動制である
- 操作性が独特でなれる必要がある
- インターネット回線を利用するので機器によってラグがある
1つずつ解説していきます。
取引コストであるスプリットが変動制である
上記でも述べたようにちょいトレFXには手数料が無く、コストとしてかかるのは通貨ごとにかかるスプリットです。
スプリットとは買い値と売り値の間にあるレートの差であり、取引タイミングで常に変動するものなのですが、それでは取引をしづらいということで、現在は「原則固定」という方式を打ち出しているFX会社が主流となっています。
ちょいトレFXではこのスプリットが変動制のままなので、取引タイミングによってはより高いスプリットが掛かってしまうのです。
操作性が独特で慣れる必要がある
ちょいトレFXは操作が簡単で初心者でも運用できる自動売買です。
しかし、より優秀なストラテジーを厳選するにはバックテスト機能を駆使してストラテジーを判断する必要があります。
このバックテストは過去のチャートを用いてする必須機能ともいえるのですが、FX初心者にとってバックテスト機能は始めての操作が多く、慣れて行く必要があるのです。
インターネット回線を利用するので機器によってラグがある
回線のラグはネットを使う以上必ずおこりますが、FX取引にとってはそれが致命傷になりかねません。
上記したスプリットに加え、デイトレードなどの小さな利益確定を繰り替えす取引方法を採用した場合、少しの回線遅れがマイナスに繋がるのです。
ストラテジーの作成時に自信の機器や回線速度を考慮して、取引タイミングが遅れてもマイナスにならないような設定を組む必要があります。
ちょいトレFXの評判や口コミ
それではいよいよ、「ちょいトレFX」の利用者からの評判や口コミを紹介していきます。
まず驚いたのがちょいトレユーザーによる口コミの多さです。
人気のないサービスの評判は探すのに苦労するのですが、Twitterを検索すると容易につぶやきが見つかります。
取引自体は利益が出たと報告している人が多い印象なので、どうやら実績は多いようです。
【まとめ】ちょいトレFXはオススメのサービスだがデメリットには注意が必要
この記事ではFX自動売買ツール「ちょいトレFX」について解説してきました。
自動売買ツールはFXの取引を行う上での、時間的拘束や精神的ミスのケアにとても有効なサービスです。
加えて、「ちょいトレFX」のストラテジーを選択式で選べるという点は、FX初心者であっても戦略的な取引を行う良いツールといえます。
これは口コミや評判、何よりユーザーの多さからも分かり、「ちょいトレFX」はオススメのサービスといえるでしょう。
一方で、ストラテジーの厳選やスプリットの変動制から、操作性の慣れやスプリットを考慮したストラテジーの構築も考える必要があります。
いくら初心者にオススメのサービスと言えど、これらデメリット部分の下調べは十分に行う必要があるでしょう。