皆さんは「LAPLAS freelance」というサイトを聞いたことがありますか?
LAPLAS freelanceはエンジニア向けの副業マッチングサイトで、転職や就職にも利用できると話題のサービスです。
そこでこの記事では、LAPLAS freelanceが具体的にどういうサービス内容なのか、その特徴やデメリットはあるのかを詳しく解説していきます。
サイト登録者の口コミや評判も紹介していきますので、エンジニアの仕事に興味がある方は是非最後までお読みいただき参考にして貰えると幸いです。
LAPLAS freelanceとは?運営会社はどこなのか
LAPLAS freelanceはエンジニアに特化した、仕事マッチングサービスです。
正確に言うと、エンジニア経験者向けのポートフォリオ自動生成ツールを売りにしている求人紹介サービスであり、ある程度の実績や経験を持ったエンジニア向けの、高単価な仕事を多く紹介してくれる、機械学習型の仕事マッチングツールです。
ポートフォリオとは?
Portfolio(ポートフォリオ)とは、直訳すると「紙ばさみ」「折りかばん」「書類入れ」という意味になります。
この言葉は業界によって様々な意味があり、今回のエンジニアによるクリエイティブな意味からいうと、クリエイターが実績をアピールするための「作品集」という意味で使われることが多いです。
運営のLAPRAS株式会社の会社概要
会社名 | LAPRAS株式会社 |
設立 | 2016年5月11日 |
資本金 | 3億8913万8200円(資本準備金を含む) |
代表取締役 | 染谷健太郎 |
所在地 | 〒141-0031 東京都品川区西五反田1丁目26番2号 五反田サンハイツビルディング2階 |
URL | https://corp.lapras.com/ |
LAPLAS freelanceはLAPRAS株式会社が運営しています。
LAPRAS株式会社は2016年の設立から、ビジネスサポート事業を手掛けている会社ですが、今現在は2019年4月からサービスを開始している、エンジニア向けの転職サービスLAPLAS freelanceの運営が主な事業内容です。
このサービスの1つである、プロフィール自動作成機能が多くの利用者から評価されており、約2年半で20,000人を超える登録者数を誇ります。
LAPLAS freelanceの特徴やサービス内容
LAPLAS freelanceのサービス内容としては、大きく分けて3つの特徴が挙げられます。
- ポートフォリオ自動生成ツールによるプロフィール作成
- 企業からの直接的なスカウト
- AIマッチングによる求人検索
それでは1つずつ見ていきましょう。
特徴①ポートフォリオ自動生成ツールによるプロフィール作成
LAPLAS freelanceの1番の強み、主力サービスといってもよいのが、このポートフォリオ自動生成ツールによるプロフィール作成です。
LAPLAS freelance利用者は登録時に、GitHub・Twitter・Qiita・note・teratail・connpass・Speaker Deck・Doorkeeper・Zennなど、6種のSNSから登録し連携することで、ポートフォリオによるプロフィールを自動で作成することができます。
これらの登録したSNS上でアウトプットしてきた内容を、LAPLAS freelanceの自動生成ツールが精査し、ワーカーがこれまでにしてきたお仕事の方向性や特異分野をスコアという形で表示します。
スコアの評価としては約182万人から計算 。3.0を平均値として3.3以上が上位13%、
3.5以上が上位4%に相当します。
スコアとして評価される項目は技術力・ビジネス力・影響力の3点です。
技術力スコア
技術力スコアは、6つの項目で評価され1.0〜5.0の間で人数が正規分布になるように点数を付けされます。
- GitHub Repo・・・コミットの量や人数、スターの数で判断
- Qiita like・・・いいねの数で判断
- Teratail Score・・・Teratail のスコア数で判断
- GitHub star・・・GitHubリポジトリへのstarした数で判断
- Tech Event・・・技術系イベントの参加数で判断
- Tag Count・・・スキルタグがレベル6以上のタグ数で判断
ビジネス力スコア
ビジネススコアは、以下の2つの点数が構成されます。
(1) 自己紹介文
SNSの自己紹介文の中に、ビジネスに関する単語が含まれている数をスコアとしています。
(2) 職種経験数
ビジネス系職種を経験している数をスコアとしています。
スコアのランキングを元に1.0〜5.0点の間で人数が正規分布になるように点数をつけています。
影響力スコア
影響力スコアは、SNSや技術情報共有サイト上のつながりに対する影響度を人数の正規分布に近づけて1.0~5.0点でスコア化したものです。
これら3つのスコアは随時記録されており、自身のスコア記録をグラフとしてみることで、モチベーションのアップが期待できます。
特徴②企業から直接スカウトが来る
上記したポートフォリオ自動生成ツールによるプロフィールは、企業側が自由に閲覧することができます。
それにより、スコアの高い登録者やアウトプットされている実績が企業側の求める人材とマッチしていた場合、企業から直接スカウトが来るのです。
逆に言うと、業界未経験者やこれといった実績を持たないワーカーにはスカウトが来ないので、ある程度蔵人向けのサービスともいえます。
スコアが低かったりこれまでの実績に自信がないワーカーは、業務経験を重ねてスコアを高くし、高単価のスカウトを受けられるようにスキルアップしていくというのがLAPLAS freelanceの最終目標といえます。
特徴③Matching Intelligenceという新しい求人検索方法
経験者や熟練者向けのマッチングサービスであるLAPLAS freelanceですが、通常の求人情報も取り扱っています。
そしてここでも、作成されたポートフォリオがや役に立つのです。
従来の自分でキーワードやカテゴリーを選んで検索する方法だけでなく、自然言語処理技術でスキルや志向性データを解析し、自分だけでは見つけられないような求人を見つけることができます。
自分自身で探すのではなく、自分の情報を入力して探し出す、新しい検索方法です。
LAPLAS freelanceの評判や口コミは?
それでは、LAPLAS freelanceの評判や口コミを実際に登録しているワーカーから集めてみました。
第3者目線の評価が欲しかったので、Twitterにツイートされているモノを紹介していきます。
良い評価をしている口コミは、やはりポートフォリオによるスコア化が語られています。
これまでの実績が目に見える形で点数付けされるので、モチベーションのアップにも繋がるようです。
スコアを上げていき、スカウトを貰えるまでの成長が実感できるのも、評価が高いとされています。
逆に悪い口コミは、高スコアのワーカーにはスカウトメールが執拗に届くという点でしょう。
企業側からのアプローチが嫌なワーカーには向かないようです。
また、実績が少なくポートフォリオが充実していないユーザーには、企業からのアプローチが少ないというのもデメリットといえるでしょう。
【まとめ】LAPLAS freelanceは実績や経験を持つワーカーにオススメ
この記事ではLAPLAS freelanceのサービスについて、登録者の評判や口コミと共に紹介してきました。
やはりLAPLAS freelanceの1番の特徴はポートフォリオ自動生成ツールによるプロフィール作成サービスといえるでしょう。
口コミや評判面でも、このサービスに合う合わないが評価の分かれ目となっており、今までの実績や長い業務経験者には高い評価をされているサービスのようです。
とはいえ経験や実績の少ないワーカーからも、モチベーションの維持や達成感によるやる気向上という点で一定の評価がされています。
エンジニアとして、SNSを用いたアプローチをされている方にはオススメのサービスといえるでしょう。